ドイツ在住 猫好き書道家 🙀

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日本語再発見

日本語を教えていると新しい発見、ほんとにたくさんあるにゃ!

この間出てきた受身形は、ヨーロッパ語だと
主語と目的語を入れ替えて
動詞を過去分詞にとかちょっと変化させればOK.
日本語もいわゆる「直接受け身」はこれでOK。
ただ、動詞の変化がちと大変。

おまけに、日本語特有の
「関節受身」という表現がある。
この形はヨーロッパ語にはない
受身のような、そうでないようなで、
意味を知って初めて、あーそういう受け身かぁ、
と納得するやつ。
「妻に死なれた」とか
「終電に行かれた」とか。
主観の立場から文を構築する日本語特有の表現なのです。

受身形と可能形は日本語の動詞では
同じ形のものがあるので、
混ざりやすい。
形が同じなので文法では続けてか一緒に出てくるみたいです。
よけいにごっちゃになるんだけど
たくさん例文こなして慣れるしかないですねー。
「見られる」とか「食べられる」とか
上一段と下一段活用の動詞がどうやら、これらしい。

こういう話をあーねにしたら、
「うわ~、そうなんだ、すげぇ」と反応しつつ喜んでたみたい。
あーね、ムズイのが出てくるとうれしいらしい。

アーネもフーゴも、はじめから
ヨーロッパ人にはわかりづらい格助詞の主要部分
「は、が、に、で、を、の」のあたりと
動詞の五段活用繰り返しやらせているので、
日本語の一番難関なところはクリアしてる気がします。
(二人とも「こんにちは」と「は」で書くぞい!大威張り^^)

数の数え方なんぞ、鬼のように多かったり
丁寧語、謙譲語、尊敬語が日本語をめちゃくちゃ難しくしてるんだけど、
日本人でもわかんないんだから、
すったらもんは飛ばして、テーマで出たときだけかすめてますにゃ^^。

フーゴの方は、毎日1文か、1週間に7文作れの宿題を
ちゃんと毎週きちんとこなしていて、
文法的にはほとんどパーペキ!
まあ、それほど複雑な内容ではないにしても、
7文でちゃんと起承転結になってるところがすごい。
ピンクの猫が僕を異世界にテレポートして
気がついたら学校に来てたとか、
ブラックホールが学校を飲み込んだがまた吐き出したから
学校に行かなければならなくなったとか(笑)。

アーネのほうも毎週どっさり書いて来るんだけど
表現が複雑なのが多くてぐるぐるになってる。(だから受ける~^^)
助詞がイマイチかなと思ってテストしたらほとんどできてる。
文が単純だとパーペキらしい。
次のアーネのテーマは複文構造だにゃ~。
この間、数学専門なんだから数字の練習しようというと
「僕のやってる数学では0と1とせいぜい2までしか必要ないんだけど」
だって~。数の学問・・??あれぇ~??

*ちなみに私は日本語の先生ではありませんが
とってもかわゆい美少年とイケメンなメタルにーさんが
「日本語覚えたい」ということなら「おおっ、私がお教えしてさしあげまするっ!」
となるではありませんか。
しかも、二人とも私と趣味が合うのです^^。
なので、個人授業はこのお二人だけです。