ドイツ在住 猫好き書道家 🙀

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書道コース教室がある市民大学の建物が、閉まってて!入れなかった事件

VHS
ドイツの各都市が運営する市民大学では語学を始めとし、
料理コースやヨガ、果ては観光コースまであったりします。
ドイツへ来てすぐに習い始めたドイツ語コースの先生が
「私が書道を習いたいからすぐにコースを開講しなさい!」ということで
ドイツ語もきちんとできない頃から書道コースを開講し、
その後ずっとコースは楽しく続いています。
 
コロナの予防接種が進んでおり、感染数もかなり減り
長かったロックダウンもようやく解除の兆しが見えてきました。

先週末、久しぶりに待ちに待ったブレーメン市民大学での
リアルの週末書道コースが再開できました!

夏休み直前なので、市民大学が使っている9階建ての大きな建物の中で
使われていた教室はあと1つか2つ。
閑散とはしていましたが、コースに何年も来続けている参加者さんたちは
やっとコース再会!ということで、とてもうれしそうでした。

土曜日は、いつものように普通に無事に楽しくコースができました。
 
2日目の日曜日、いつもどおりに30分ほど早く来てみましたが
市民大学の建物に誰もいなくて閉まっていたんです!!

11時のコース開講の時間には、コース参加者が集まってきました。
皆、閉まったドアの前で待ちぼうけです。

待てど暮らせど誰も現れません。
 
週末なので事務所に電話したところでやはり誰もいません。

ドアのところにセキュリティの会社の電話番号があったので、電話してみました。
が、こちらからも、市民大学には連絡が付きません。

挙句の果てに警察にまで電話してみました。
担当の地区の警察は誰も出ません。
緊急連絡の番号も「おまちください~」
が流れっぱなしです。
コースのみなさん、ドアの前で待つこと1時間以上経ってしまいました。

今回はなんと、130kmの距離をわざわざハンブルグから来てくれた
参加者さんが二人もいました。
 
この人たちにそのまま帰れも、あまりにもかわいそうすぎるし
昨日使った道具などは、中の部屋に残したままです。
 
これも取り返さないといけないし、、
しかし、誰にもどこにも連絡つきません、、、。
 
この建物の近くにはカフェやレストランなど、皆で入れそうな所もありません。
トイレの問題もありますし、、
結局、咄嗟に、私の自宅に皆さんをお呼びして、
自宅での教室を使うことにしました。

市民大学の建物から、車で25分の距離を自宅まで戻って、
予備の道具を皆様に提供して、コースの続きです。

人数がやはり多いので、部屋は二つ使いましたが、
これにて、なんとか、急場をしのぎました。

私のダンナさんは、休日に、数人のコース参加者に乱入されて
静かな休日返上でお気に召さなかったようですが、
他に咄嗟にはいい案も浮かばなかったのでしかたがないですね、、。

遠路はるばる来てくれた方や
コロナ明けを待ちに待って、喜んで書道コースに来てくれた人たちには
ひたす感謝しておりますし、
私にできる範囲だったのでご提供したわけです。

そして、、翌日、、、

市民大学の方では、平謝りでした。当たり前ですが^^。

この日、なぜ、こんなことが起きたのか、
長いコロナ規制がやっと明けかけ、夏休み直前で
この日のコースは私たちの書道コースだけだったため
建物の事務さんが、見落としたらしいという事でした。。。

何年も市民大学でお世話になっておりますが、
こんなことって初めてでした。
最後であってほしいです(笑)。